癒しの空間 宇宙を感じるパッチワークの世界 - スパイラルのブログ

癒しの空間 宇宙を感じるパッチワークの世界

[2011.10.24 吉岡 美千代]

毎年9月に入るとご案内をいただき、
秋の訪れを知らせてもらう「筑後の土蔵」。
今年は、「筑後の土蔵」25周年ということで、
大好きな友人たちと土曜日に行ってきました。

福岡から車で40分ほど走ると、
福岡県北野町の山口酒造さんに辿りつきます。





「筑後の土蔵」というタイトルで秘蔵品を公開されるこの催しは、
毎年観光バスが乗り付けるほど賑わう、秋の風物詩のひとつです。
近くにはコスモス街道の名の通り、コスモスの花が道脇に咲き誇り、
秋風を楽しみながら散歩すると、のどかで心地よい風景です。

利き酒師の資格も持っているという友人、
道草花子ちゃんは目を輝かせて入口にあった生酒を早速試飲。
こんな時お酒が飲めない私はお酒が飲めたら楽しいのになあ…と思うのですが、
東洋のヨーグルト「甘酒」を試飲!雑穀が入って美味でしたよ☆

もちろん買って帰りました!

さて、パッチワークでも世界的に有名な山口玲子先生。
十年位前には中国政府が中心でパッチワーク展が開催され、
日本から総勢100人を超えるメンバーで参加して、ご一緒したこともあります。


右が金印をモチーフにした作品。「漢委奴国王」という文字がデザインされています。



宇宙観を感じるような作品が多々あり、
創造力あふれる雄大なパッチワークの世界に心が癒されました。
今年は特に志賀島で見つかった金印「漢委奴国王」をモチーフにした作品は圧巻でした。
ゆずを甘露煮のようにした「まりも」というデザートは、
完成するまでに試行錯誤を繰り返し、3年の年月かかったそうですが、
なんとも美味しいデザートでした。

「筑後の土蔵」は、10月31日まで開催されています。
あと少しではありますが、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?


吉岡 美千代