昨日朝、宅急便が届きました。
それは大阪に住む実母が描いたという一枚の絵。
今まで絵を描いたこともなかった76歳の母が、
一年くらい前?から通い始めた絵画教室。
「決して上手くはないけれど、
絵を描くことがこんなに楽しいことだったとは知らなかった」と、
とても幸せそうに話していた母の声が浮かんできました。
先週、「恥ずかしいけど、絵を送るね。」と母からの電話…。
「絵の先生にね、観音様を描きたいんです。
7歳で置いてきてしまった娘が福岡にいて、
私の代わりに観音様が娘を守ってくれるように描きたいんですけど、
私に描けますか?って聞いたらね、
『その娘さんのことを思いながら心を込めて描けばいいですよ』
って教えてくださったから、お母さん毎日毎日
[観音様 美千代を守ってください] って祈りながら描いたからね。
美千代のこと想うと涙が止まらなくて一生懸命心を込めて描いたからね、
きっとお母さんの変わりに守ってくれるはず。
誰にも見られないように寝室に飾ってね。あの部屋が明るくなるよ♪」
という母からの電話でした。
その絵を見たら朝から涙が溢れ、母の深い愛が胸に広がりました。
お母さんありがとうございます。
私は世界一幸せな娘だと心から想います。
生まれてこれたこと、
母とは小さい頃に別れたけれどずっとずっと愛されていたこと、
どんな時にも私の幸せを祈ってくれている母が元気に生きて下さっていること…
ただただ有り難く、ありがとうございます…。
母からの贈り物は、尽きることない無償の愛。
観音様の絵は私にとっては「福の神」
昨日は現実にも、びっくりするような嬉しいことがあり早速母へ電話しました。
「お母さん!あの絵は凄いよ!嬉しいことが3つもあったよ!ありがとう☆彡」
母は一言「あなたが喜んでくれたことが何よりも嬉しいよ」と…。
母へ 父へ そして、ご縁ある全ての皆様へ
無限の感謝を捧げます。ありがとうございます。
吉岡 美千代