2015年 4月

[2015.04.30 吉岡 美千代]

今日はちょっと身内の話になりますが、去る4月5日姪の十三詣りのお祝いをしました。

ここ福岡はほとんど馴染みがありませんが、遥か昔から京都では盛んに行われていて、
九州では沖縄もご近所の方を招いて盛大に行われるとのことです(^^v

なぜ十三詣りをさせたいと思ったかと申しますと…
Suzunaの将来の夢は海外留学らしく、目を輝かせて話してくれたからです。

しかし、日本人が海外に行って反省する一つに、母国の文化を知らないこと。
人は体験したことしか伝えることが出来ないので、
ちょうど中学生になったSuzunaに日本古来の風習である十三参りを体験して欲しくて、
母と妹(Suzunaのママ)と3人で企画・実行しました(^0^)/

十三詣りのはじまりは…空海が室戸岬の洞窟(御厨人窟)に籠もって、
虚空蔵求聞持法を修したことにより、飛躍的に記憶力が増したことからと伝えられています。

数え年13歳は、少年は昔の元服時期にあたり、
少女は個人差があるものの初潮を迎える時期にあたります。
少年・少女が、これまで健やかに成長できたことへの感謝とともに、
これから益々知恵と福徳を授かる為に、
広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩(虚空蔵菩薩)に参拝する行事だそうです。

ちなみに虚空菩薩とは、十三番目に誕生した智恵と福徳を司る菩薩と言われています。
別名:知恵詣り・智恵もらいとも呼ばれているそうです。

女子は、はじめて大人の寸法(本断ち)の晴れ着を着ますが、肩上げをします。
最近では、新暦4月13日を中日とした3月13日~5月13日と10月~11月にかけて行うようです。


姪のSuzunaも、いつもお世話になっている種因寺様で(飯塚・桂川町)、
健やかな成長を祈願していただきました。


いつもお世話になっている先生に、日本髪を自毛で結っていただき、
その見事な手さばきに惚れ惚れです。


とても嬉しかったらしく、満足そうなこの笑顔です♪♪♪
大好きな豆腐料理でお祝いです。

吉岡 美千代

[2015.04.23 吉岡 美千代]

昨日の朝、AM7時40分で羽田に飛び、今朝AM8時20分で福岡へ帰ってきました。
朝は4時半に起きて、う~~~ん、ちょっぴり眠い羽田空港(^^;

昨日は前々からご一緒したかった憧れの女性とお食事できて、
幸なひとときを過ごし、
志高く、凜と愉快に、のびのびと(^^v
これからの人生を悔いなく生きたいなあと
改めて感じることが出来た貴重な一日でした。

おかげさまで、心は豊かに元気いっぱい。
お天気もいいし、顔晴るぞ~♪とさわやかに始まったのですが(笑)

東京の皆様は、朝早くから行動なさるのですね…
6時前からすでに電車の席はなし!?尊敬します(@@;

西荻窪から羽田空港までずっと立ちっぱなしで、
羽田についたら眠くなっちゃいました(爆)

しかし、ここで見つけた小さな幸せ!

朝早いのに、第1ターミナル 搭乗口9番へ向かうところに、
素敵なお店があるではありませんか(^0^)/

のぞいてみると、美味しそうなオシャレなケーキが並んでいて、
お留守番のスタッフにお土産です(もちろん、私も食べます)。


お店の名前は、「Rose Bakery」
フランス・パリ9区にイギリス人のローズ・カラリーニと
ジャン=シャルル夫妻が「ローズ・ベーカリー」を開き、
瞬く間にパリの食いしん坊たちのハートをとらえたというお店です♪

スパイラルのスタッフ手作りランチの後は、お土産のデザート(ケーキ)
幸せなお味でした♪

*チョコが苦手な私がオレンジとチョコの絶妙なバランスに
「美味しい!」と声を出していました(^^)v
次はキャロットケーキにチャレンジ!

 

吉岡 美千代

[2015.04.22 吉岡 美千代]

ある朝、NHKのおはようにっぽんを観ていたら、
今ここにきて「瞑想」がブームになってきているというニュースが飛び込んできました。
アメリカのニューヨークタイムズでも取り上げられ、
超大企業がお昼休みに瞑想を取り入れているといいます。

時代は確かに変わってきました。

凄く知りたいことがたくさん沸いてきて、
番組にご出演なさっていた早稲田大学のK教授にお会いしたいと強く願っていたら
知人の方のご尽力で夢が叶い、お会いしてお話を伺うことができました。
感謝感謝です。

お話した内容を全部書くのは大変ですが、
K教授は最後にこう締めくくってくださいました。

「私たち日本人は、昔から剣道や茶道…etc
そんな文化の中にマインドフルネスな生き方があるのですよ。
剣道で最初に矛先を当立てるとき、
その瞬間に相手だけでなく、周りすべてに意識を拡散する。
茶席でもただお茶を立てることだけに集中するのではなく、
お正客や周囲の気配、茶が沸く音に意識を拡散する。
昔から続く伝統文化の中に息づいていたのです」と。

スパイラルのスタッフにはこの3年間
「茶道」を福利厚生で習ってもらうことを続けてきましたが、
やっぱりこれは素敵な選択だったとちょっぴり嬉しくなりました。

私も18歳から12年間びっしりと茶道を学び、
その時間空間が大好きになりました。
今でも月に1、2度しか参加できませんが、
愉しくゆったりと落ち着いて過ごすことが出来る
幸せな空間になっています。

ご縁に感謝です。ありがとうございます。

吉岡 美千代

[2015.04.21 吉岡 美千代]

東京 NHKのみんなの広場ふれあいホールに行ってきました♪
東京にいることは内緒だったので、サプライズです(^^v

Roukoさんが私の顔を見て「え~~~~なんで~~~~???」と
喜びの声を上げてハグハグしてくれて、笑顔で迎えてくれました。
やっぱり来て良かった☆

Ryoukoさんとはもう25年くらいになるでしょうか?
長崎で出会い、お嬢様のAkikoちゃんとも福岡で1年間同居して、家族ぐるみのお付き合いです。
毎年お誕生日とクリスマスには欠かさず、
素敵なメッセージや癒しのプレゼントを届けてくれる、
私にとってはサンタさんのような存在…
いつでも遠くからそっと見守ってくれる温かな大切な人です。

Ryoukoさんは20年前から、今という瞬間に感じた感動を
そのまま布手紙にして製作するようになられました。
そこに使う布は服を作る残り布です。
それがあまりに素敵なので、布手紙をもらった友人知人の皆様が、
いろんな作品を見たいと言いはじめ、送る時に2枚同時に製作するようになりました。

そして、Ryoukoさんのお母様と一緒に
「Ryoukoさん55才お母様が77才母娘展」を福岡のNHKで開催なさいました。

布たちと共に創造してきた手作りのお母様の人生は、
戦争という時代背景の中で、昭和を生き抜いた
まるでそのまま朝のテレビ小説になりそうな内面輝く素晴らしき人生。

この昭和の一人の女性の人生を皆に見てもらいたいですね!と
周りの声に動かされ企画された、母88才娘66才の母娘展。

しかし、この東京行きを楽しみにしていたお母様は、
88歳のお祝いをしたあと、88歳と2ヶ月天に還っていかれました。

本当だったら団せざるえない状況の中で
今回はいろんな奇跡が重なって実現したそうです。

生きるって素敵だなと感じる母娘の布人生。
心がほっこり温まります。

戦中戦後着るものは皆んな手作り。
16歳で同窓会へ着ていく服をはじめて手作りした時から、
お母様の布人生は始まります…。


Roukoさん作


Roukoさん作
布で表現された絵は、あったかみがあって、ユーモラスで、
胸がきゅんとする素敵な文面が素敵です。

吉岡 美千代