心が晴れる言の葉

[2014.09.09 吉岡 美千代]

昨日は十五夜、お月見はなさいましたか?
昨日のお月見ができなかった方は、今日が満月です☆
お団子にススキを添えて満月を愛でながら、
光り輝く秋の夜空を愉しんでくださいね♪

 

さて、スパイラルのスタッフブログは、
近況や様々な情報などを皆様にお届けして参りましたが、
その中にこれから「心が晴れる言の葉」と題して、
素敵な魔法の言葉をお届けしていきたいと想います。

 

私が言葉を言霊として大切にするきっかけになったのは、
28歳OLだった頃、本社で開催される大きな大会の司会に
突然指名されたことがきっかけでした。
今ではどなたも信じていただけませんが、
目立つことは好きではなく、裏方で人のお世話をするのが好きな私が、
これがきっかけで、人前で話すことが仕事にまで繋がっていくことになります。

 

大きな舞台でのご指名は、私に大きなプレッシャーを与えました。
失敗したらどうしよう…
本社の社長からすべての役員が出席、全国から人が集まる大会です。
考えた挙句に、大役が果たせるようにと、
プロの司会者に頼んでその時だけのスポットで司会のご指導いただきました。
その甲斐あって、なんとかお役を果たすことが出来ました。
やっと終わった~~!ホッとした矢先にその先生から
司会者として本格的に勉強してみませんか?とお誘いを受けました。
その時、ものすご~~~く気が重くなったのを今でも覚えています(笑)

 

でも、なぜか風のようなものを感じました。
これは私の意志とは裏腹に、何かが動いているような、
頭の上のほうで、風がふいているような流れを感じる感覚です。

 

その風を無視したらいけないような気持ちに動かされ、
やりたくないという心とは真逆の決断をして、
司会者として個人レッスンを受け、3ヶ月でプロデビューしました。
(毎日レッスン後のタクシーで泣いていました(;;))

 

初仕事は結婚式の司会です。
デビューの日…結婚式もクライマックス!
お父様が新婦の為に♪娘よ♪を歌おうと盛り上がった場面で…会場が真っ暗!

 

え~~~~???もう心臓が止まるかと思うくらいびっくりの出来事で、
気を取り直してもう一度(^^:
すると、一度ならずも二度三度とお父様が歌おうとすると、
ヒューズが飛んでしまうという普通ではありえない光景に(真っ青)、
会場のベテランスタッフもたじたじ!

 

とにかく、ここで乗り越えないと新郎新婦の思い出が台無しになる!
何とかしなくちゃ!その一心が功を奏して、
何とかその場を盛り上げて、お父様にはアカペラで
会場のあたたか~~~~い手拍子で歌っていただくことが出来ました(^^v

 

今思い出しても冷や汗が出そうな想い出ですが、
会場の皆様の想いが一つになって助けていただき、
ご両親様からも
「あの局面を臨機応変に盛り上げてくれて、ありがとう!!」
と言っていただけたことが、
その後の司会人生に大きな勇気となり、難題が宝物になりました。

 

その事件以来でしょうか………
難しい出来事にぶつかると、難しいなと言葉に出さずに、
「面白い」という言葉に切り替えて表現することが多くなったような気がします。

 

ちょうど昨日は経営の師匠である大和先生勉強会。
「人生で難しいと言いたくなったら、
喉のところで言葉をごっくんと飲み込んで、
「面白い」という言葉に転換しなさい」とおっしゃいました。

 

大和先生曰く、人は「難しい」という言葉を発することで、
「難しい」を察知して、やらないことが多く、
取組み放棄の言葉に繋がるのだそうです。
「難しい」ことをやり遂げたとき、
「あ~~面白かった!!」という言葉が出ます。
ゲームも難しくなかったら面白くないのと同じように、
「面白い」という言葉に切り替えることで、前向きな余裕が生まれます♪
難しければ難しいほど、面白さも倍増します♪

 

困難な課題(なかなか解決しそうにない場面)に直面したら、
「当分楽しめるぞ!!」と想うことで、
人生を切り拓いていくのはどうでしょう?

 

人生は色々あって当たり前。平凡なことがとっても有難い♪
目の前に何かテーマが出てきたら…乗り越えられない問題はこない!
「難しい」を「面白い」に転換して、
「あ~~面白かった!」と最後は笑顔が出るように、
心は意識的に晴れにして、人生を愉しめますように…☆

 

吉岡 美千代