<感動>伊勢神宮 式年遷宮行事 御白石持に参加させていただきました。 - スパイラルのブログ

<感動>伊勢神宮 式年遷宮行事 御白石持に参加させていただきました。

[2013.08.27 吉岡 美千代]

皆様ご存知の伊勢神宮 式年遷宮は、社殿を造り替える20年に一度の大祭です。
正殿を始め、御垣内(みかきうち)のお建物全てを建て替えなさいます。

 

御白石持(おしらいしもち)行事とは、完成した正殿(しょうでん)が建つ
御敷地(みしきち)に敷く白石を旧神領に住む人々が奉献する行事です。

前日、外宮を参拝させていただきました。

家族のようにお付き合いしている方のご実家が鳥羽で、
もう何年も前からこの行事に参加させていただきたいとお願いして、
今回は地元の方と一緒に四番車「大湊(おおみなと)町」という
4000人を超える一番大きな奉献車を曳くお仲間に入れていただきました。

 

出発前のご神事です。

大湊は御木曳きで御正殿の棟持柱材を奉曳するだけあって、
車輪もとても大きく樽に入ったあれだけの石を運ぶかと想うと驚きます。

太陽が燦燦と降り注ぐ中、「エンヤ!」の掛け声で曳きます。

奉献車を引く二本の綱は全長400mと町の人が教えてくださいましたが、
今年は人数が多くて綱を継ぎ足したそうです♪

伊勢神宮門前通り商店街「おかげ横町」は、
この奉献車と綱を引く人でいっぱいいっぱいです。

 

「エンヤ」「エンヤ」という掛け声で奉献車を曳き、
途中で何度も二本の綱を交互に入れ替えるのも意味があるのでしょうね☆

 

何度も何度も立ち止まり、かなりの時間がかかりましたが、
白い布に白石を受け取り、御敷地に奉献させていただいたときには、
身の引き締まる緊張を覚え、真新しい御正殿を拝見し、
有り難さで胸がいっぱいになりました。

 

次は二十年後…また参加できるでしょうか???

未来のことはケセラセラ♪

すべての行事が終って、みんなでほっとひと息、お疲れ様でした。

今回のこのご縁に心からの感謝を捧げます。

吉岡 美千代