さあ、堤公博さんのナビゲーターで菊池地方 後編のご案内です(^^v
不動岩の次に向かったのは、歴史公園「鞠智城(きくちじょう)」です。
ここには古の集落跡が発掘され、それらの建物を復元しているそうです。
まず最初に目に飛び込んでくるのは、八角形の時を告げるものらしく(太鼓)、
ロマンあふれる建築物です。
その昔、朝鮮半島に出兵して向こうの方々を連れてきたのではないだろうか?
とのことでしたが、つくりが大陸的なのです。
その隣には米倉が復元されています。
多量の炭化米が出土したらしく、米俵に換算して1200俵の米を収納できる大きさです。
菊池の米は、昔から水もよくとても美味しいのです!
今では秋になると観賞用の赤米が見事に穂をつけます。
そして、ここでも光が菊池平野に降り注いでいました。
(今日は高速を運転しているときからずっと見ている光景です)
次に向かったのは、菊池精神発祥の郷 鳳儀山「聖護寺」です。
今を去る670年前、南北朝時代に遡るこの寺には、
最近は海外からも多く集まり、座禅を組むそうです。
こんなところに本当に誰が来るの?といいたくなりましたが(笑)
崖から落ちそうになりながら車で登りました(^^v
とっても寒くて、座禅はご遠慮します…と、
へなちょこなことを心で想いながら熱心に話を聞いている吉岡さんに敬服!
さあ、次は郷に下りましょう!
しめくくりは、やっぱり堤さんの田んぼ。
土を休ませるために今は何も作っていませんが、しっかりと手入れしてありました。
去年はわざと放置していたそうですが、
ガスが多く発生したから、今年はまた整地したそうです。
今年もこの土地で美味しい堤さんのお米が作られます。
毎年1回だけの米作り。
農家に転身して17年がたつ堤さんも、
「17回の米作りを体験したに過ぎないんだよ。
自然を相手に毎年毎回が試行錯誤なんだよね」
と感慨深く話してくださいました。
堤さん、今年もよろしくお願い申し上げます☆彡
素敵な菊池にご案内いただいてありがとうございました♪
吉岡 美千代